美容看護師になるために～面接で受かる志望動機・自己PRとは～

美容看護師は、「患者さんを看る看護師」から「お客様のきれいをサポートする看護師」に仕事が大きく変わります。そのため、看護師の中でも特殊な分野であり、面接官が重視するポイントが病院面接と少し異なります。高倍率な美容看護師の面接に合格するためには、美容看護師の面接のポイントを抑え、自己PRを制する事が必須。

　この記事を読むことで、美容看護師の面接で受かるための志望動機・自己PR作成のポイントを知ることができます。

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美容看護師が自己PRで好印象を与えるための基本：７選

笑顔で明るく挨拶すること:

笑顔に明るく挨拶することは面接の基本です。人の第一印象は３秒で決まる、と言われています。メラビアンの法則では「視覚情報」が５５％、「聴覚情報」が３８％、「話の内容」が７％と提唱されています。つまり、コミュニケーションを取る際に相手への印象に与える影響は非言語コミュニケーション（視覚・聴覚）だけで９割を占めていることがわかります。

そのため、初対面の第一印象は最初の数秒が特に重要です。面接のはじめは、にこやかな笑顔で、「こんにちは！」と元気よく挨拶をすることを忘れないようにしましょう。

きれいな言葉で話す:

話すときは、言葉遣いに気をつけましょう。丁寧な言葉で話すと、良い印象を与えられます。

逆に「言葉遣い」が丁寧でなければ「ビジネスマナーに欠ける」と判断されるため、面接で不合格になってしまう場合があります。面接での言葉遣いは「敬語」を使いますが、敬語には３つの種類があります。

ここで、基本となる敬語の種類を復習しましょう。

尊敬語：相手を立てる状況で使う敬語
　　　　例えば、動詞に「れる」「られる」をつけたり、動詞の前に「お」「ご」をつけたりする。
謙譲語：自分の行動や状況などを控えめに伝え、相手に敬いの気持ちを表現する敬語
　　　　例えば、「お届けする」「いただく」
丁寧語：丁寧な表現や上品な表現をするときに使う丁寧語
　　　　例えば、「ます」「です」

上記ポイントを抑え、きれいな言葉で話すことをこころがけましょう。

PREP法を使う

面接では、限られた時間内に自分自信の経験や能力をしっかりとアピールすることが求められます。そこで、話すことが苦手な人でも、伝わりやすい話し方をすることができる技法「PREP法」を紹介します。

PREP法（Point, Reason, Example, Point）は、論理的な文章やプレゼンテーションを構築するための手法です。

PREP法は、説得力のあるコミュニケーションを構築する際に役立ちます。これは、面接時の主張や意見を述べる際にも効果を発揮し、分かりやすいコミュニケーションに繋がります。

相手の話をよく聞く:

　面接官が話しているときは、よく耳を傾けて、相手の言っていることを理解しましょう。「相手の話をよく聞く」と言ってもいくつかポイントがあります。

上記方法を実践することで、面接での印象を良くし、自分の意思や能力を的確に伝えることができます。

基本的な身だしなみをおさえる

面接時、第一印象を良くするために身だしなみ・服装について確認しておきましょう。

上記ポイントを抑え、面接に臨みましょう。

\ 看護師の身だしなみのマナーについて知りたい人はこちらの記事をご覧ください /

ポジティブな態度を保つ:

自信を持ち、ポジティブな態度を見せることが大切。緊張し過ぎてしまったり、ネガティブな発言が多いと、面接官にマイナスなイメージを持たれてしまいます。明るく、前向きな発言や姿勢をアピールするよう意識しましょう。

ありがとうの気持ちを忘れない:

面接が終わったら、必ず最後に「ありがとうございました」と伝えましょう。面接のために時間を作ってくれたことに、しっかり感謝の気持ちを伝えることが大切です。

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美容看護師の超重要な志望動機・自己PRのポイント：３選

美容に対する熱意を正直に伝える

これがもっとも大切になります。

• 美容に興味がある
• 好きなことを仕事にしたい
• 新しい分野に挑戦したい
• 自分が施術して喜びを感じたように、お客様を綺麗にするお手伝いがしたい

このように美容でなければならない理由・なぜ美容が良いのかを熱意を持って伝えましょう。

この時、テンプレートをそのまま言ってしまうと見透かされてしまうので要注意！

自分の気持ちを、

自分の言葉で、

正直に伝えると良いでしょう。

自分の強み、今までの看護師経験で培ったものを明確にする

[例文]自分の強みの伝え方

1. 部活動をずっと続けてきて、働く上での体力と忍耐力はあります
2. ハンドメイドが趣味で、細かな仕事も丁寧にこなすことができると思う
3. 明るく社交的な性格なので、カウンセリング時にお客様と和やかなコミュニケーションができると思う　

[例文]看護師経験の伝え方

1. リーダーやプリセプターの経験があります
2. 採血や点滴挿入が得意です
3. 一人ひとりの患者さんと丁寧にコミュニケーションをとるように心がけていました　

このように

強みや看護経験ををどのように仕事に活かせるのか明確に伝えるとGood！！

新しいことに対する学ぶ姿勢を見せる

自分の成長意欲や学びの姿勢を強調し、新しい環境でどれだけ成長したいかを伝えましょう。美容看護師は、病院勤務での知識・技術はほとんど役に立ちません。美容看護師になり、新たに学ぶべきことはざっとこの程度あります。

美容クリニックナースに必要な知識・技術

• 美容医療機器の知識（レーザー、脱毛、ダーマペン、IPL、PRP、HIFUなど）
• 施術毎と術前術後の看護と看護の注意点
• 軟膏・テープ類の知識
• 皮膚の構造
• シミのメカニズム
• 栄養学
• 直接介助・外回り（美容外科の場合）
• 問診・カウンセリング
• 美容点滴に関して
• 美容内服に関して
• オートクレーブや滅菌に関して

このように、学ぶべきことが多いからこそ、「学びたい気持ち」「勉強に励む意欲」を見せることが大切です。

\ 今後のキャリアプランとして資格を取りたい！という前向きな姿勢を伝えることもおすすめだよ　/

美容看護師が志望動機・自己PRで失敗する落とし穴：３選

前職のマイナス点・悪口を話してしまう

面接時、「自分が働いてきた職場の悪口」を伝えることはNGです。前職を退職した原因が職場環境や人間関係にあったとしても、「コミュニケーション不足」や「ネガティブ思考の持ち主」と受け取られてしまう場合があります。もしも、前職の退社理由について質問された場合は、今回の転職が「自己成長、キャリアアップ、新しいことへの挑戦」といった前向きな回答を心がけるようにしましょう。

緊張しすぎて笑顔がない

美容クリニックの対象は患者様ではなく、お客様です。接客業であるからこそ「にこやかな笑顔」でコミュニケーションをできることが求められます。そのため、緊張しすぎて笑顔がなくなってしまっては、あなたの魅力は伝えきれなくなってしまいます。

面接で緊張しないためには事前準備がポイントになります。

• 履歴書を熟読する
• 想定される質問をイメージし、答えを用意しておく
• 面接前にたくさん深呼吸をしてリラックスする
• 時間に余裕をもって面接場所に向かう

面接で緊張することは当たり前です。失敗しても大丈夫という気持ちで面接を受けましょう。

自分の質問を用意していない

面接官への質問を用意しておくことで、積極的な姿勢や興味をアピールすることができます。必ず、なにかしら質問は用意しておきましょう。

今回は美容クリニックの面接での逆質問におすすめな例を紹介します。

逆質問は、企業に自分をアピールするチャンスでもあります。前向きな姿勢を積極的に見せる質問を心がけましょう。また、就職後「こんなはずじゃなかった」といったミスマッチを防ぐような質問も失礼のない程度にしましょう。

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詳しくはこちらの記事で紹介しています。

美容クリニックの転職には転職エージェントが必須？

転職エージェントを使った方が良い３つの理由

美容クリニックの転職には以下の理由から転職エージェントを活用することをオススメします。

上記理由から、美容クリニックの転職は、一般病院以上にハードルが高いです。

看護師の資格があるから、絶対採用される！という職場ではありません。

そのため、看護師転職サイトへ登録し、転職エージェントの手厚いサポートを受けることをオススメします。（もちろん全て無料）

１、内部情報を詳しく知ることができる
２、条件にマッチした様々な求人を紹介してくれる
３、志望動機を添削してくれる

特に、ポイントは３番です！

一般的な病院やクリニックとは異なり、「美容」という特殊な分野を扱うクリニックだからこそ、志望動機はかなり重要視されます。

そのため、

• 履歴書の志望動機を添削してくれる
• 面接の志望動機の伝え方のアドバイスをくれる

転職エージェントを上手に活用しましょう。

もちろん、これらのサポートは全て無料です。

ただ、面接の合格率を上げたい方には、実は直接応募の方が向いています！

直接応募の裏技に関してはこちらの記事を参照してください。

美容クリニックの転職にオススメの転職エージェントは？

圧倒的な情報量・サポート力を誇る

1. 美容外科求人ガイド
2. マイナビ看護師
3. ナースではたらこ
4. レバウェル看護

がオススメです！！

詳しくは、こちらの記事で紹介しているので、ご参照ください。

まとめ

今回は、

美容看護師の面接で受かるための志望動機・自己PR作成のポイントをご紹介しました。

自分の転職経験談を踏まえ、上記についてまとめました。

少しでも、参考になると嬉しいです。

これからも、一緒に自分らしい看護師の働き方を探していきましょう♡