

実習や国試の勉強がつらすぎて看護師になる自信がない!
実習の日々の課題、実習と実習の間のクールには国試の勉強・・・。



看護師の仕事って心身共にきついなぁ。
やっぱりオフィスで働くOLに憧れちゃう~。
3K(きつい、汚い、危険)っと言われる看護師の仕事・・・。
実際、毎日の清潔ケア、記録の山、患者さんからのクレーム・・・。



私もほんとそうでした!
看護学生時代は、既にキャパオーバーな毎日なのに
看護師になって実際に働けるのかな・・・。
働いている時は、仕事をしながら日課のように転職サイトや求人広告をチェックしていることも多々ありました。
でも、私は看護師を辞めないで良かったと強く思っています。
- 看護師の強みを再確認したい
- 看護師を続ける自身がない
- 看護師のやりがいがわからない
一般的に言われる看護師の強み
給料が良い
日本看護協会が 2021年4月に公表した実態調査によると
新卒看護師初任給は平均26万~27万円となっています。
ちなみに、2020年の厚生労働省の調査によると、
大卒の初任給の平均額は22万6000円
なので看護師の給料が良いことがわかります。
これに、病院勤務だと夜勤が4.5回含まれるので研修期間が終わる6月頃には
さらに増えますね。



実際に私も新卒時の4月は、
オリエンテーションばかりで夜勤も慣らし程度の1回でしたが、
26万円程度もらいました!!!
一生働ける
慢性的な看護師ニーズに加え、国家資格が必要である看護業務。
また、転職先は多岐多様に渡るため、転職先で困ることはまずありません。
そのため、容易な転職も可能であるため、一生働ける仕事と言っても過言ではありません。
多様なワークスタイル
看護師の仕事は医療行為以外に下記のように多岐に渡る働き方があります。
- 大学病院
- 一般病院
- クリニック(美容・脱毛等も含む)
- 保育園
- 治験
- 検診センター
- 企業の保健指導
- デイサービス
- 病児保育
- 献血センター
- ベビーシッター
- イベントナース
- 保健介護施設
- 訪問看護
- 医療系ライター
このように、多様な働き方がきることが看護師の魅力です。
一つの病院・病棟でスキルを磨き、専門看護師や認定看護師になることは
本当に尊敬すべきこと。
ですが、在宅ワークも増え、働き方が多様化している今、
看護にも多様性が求められる時代になってきています。
そんな今だからこそ、今の職場に悩んでいるのなら、
一歩踏み出して,他の領域に踏み出してみてはいかがでしょうか。



私の友人ナースの中では、保育園ナースへ転職した人が多くいます。
仕事をしながら、休日にデイケアや訪問入浴の日雇いバイトをしている
友人も沢山いました。


やりがいがある
看護師は患者さんから「ありがとう」と感謝される仕事です。
これは看護師の最大にして最高の魅力です。
当たり前ですが、やはり人から感謝されること、頼りにされることは
自分に達成感や満足感を与えてくれます。また、そのありがとうの言葉が
、さらなる仕事への自信やモチベーションアップにも繋がります。
社会貢献(需要がある)
急速化する高齢化社会に加え、コロナ禍でより一層看護師不足が深刻化しているように、
ニーズは常にあります。人対人でなければ、成立しない看護師の仕事。
それ故に、IT化する社会の中でも今後も変わらないニーズを保ち続けることでしょう。



患者さんから頂いたお手紙は今も私の宝物です。
気に入って頂いた患者さんからは、コスメなどちょっとしたプレゼントを
頂いたこともありました。
私が実感した看護師のメリット
休みが調整しやすい
特に私が勤務していた一般病院に言えることですが、
夜勤がある病棟では1ヶ月単位のシフト制を利用している病院が多いです。
シフト制
メリット:希望する休みを2.3日は出すことができる。
夜勤明けなども調整して2連休や3連休を作ることができる。
デメリット:土日の勤務も発生してしまう。
連休が毎週あるわけではない。



私はこれで連休を作って平日に旅行へ行ったり、
希望を出してライブへ行ったりしました。
このように、自分の趣味や用事に合わせて
事前に勤務を調整しやすいことが魅力です。
また、家族に合わせて土日休みを希望する場合は
保育園や検診センターを希望して調整することも可能です。
もちろん、シフトを作成する責任者や病院のシステムにもよりますが、
勤務スタイルのバリエーションが多いことも看護師の魅力と言えます。


ONとOFFがつきやすい
看護師の人ってお酒好きが多い!
海外旅行によく行っている!



看護師の人ってお酒好きが多いし、
海外旅行によく行っている友達が多い気がするなぁ。



私も看護師になってから、海外旅行へ10回ぐらい行きました。
勤務後の飲み会でパーっとやることも大好きです。
- 休みの調整が付きやすいため、自分の趣味の時間を作ることができる
- 給料が良い
- 仕事が肉体労働なため、私生活で発散したくなる
- 看護師という誇りを持てる仕事
- Drが飲み会でポケットマネーを出してくれることも
このように、時間やお金に余裕を持たせることができるのも看護師の仕事です。
心身のオン・オフの切り替えを上手に行い、
私生活を充実させながら仕事をしている看護師が沢山います。
ネームバリューの高さ
ネームバリューとは、世間での知名度。名前そのものの価値。
ちなみに、ベネッセが実施した2020年のアンケートによると
高校生のなりたい職業ランキング第1位に選ばれたのは「看護師」です!(※)



看護師というだけで、「すごいね~!」と
本当に多くの人に言われます。
このように、看護師は知名度も高く、多くの人に理想とされる仕事です。
そのため、看護師をしているというだけで第一印象を良く持たれることは
多くありました。
まとめ
この記事で、看護師の強みやメリットを改めて再確認していただけたでしょうか?
仕事がきつく、嫌になったり、逃げ出したくなることも沢山あると思いますが。
苦労して手に入れた専門職は誇れる強みが沢山あります。
看護師1本、今の職場でずっと続けていくことが全てではありません。
看護師の幅広い可能性を最大限に活かしながら、
ライフワークバランスを整えていきましょう。
(※)2020年12月ベネッセが高校生を対象にしたWEBアンケート調べより
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